LaTeXで日本語フォントを埋め込む
フォントの設定がいい感じにできたので書いておく。
あまり理解はしてないが…
私はMacBook Airを使っているので、ヒラギノを埋め込んだ。
設定方法
はじめに、以下のコマンドを実行する。
$ cd /usr/local/texlive/2015/texmf-dist/scripts/cjk-gs-integrate
$ sudo perl cjk-gs-integrate.pl --link-texmf --force
$ sudo mktexlsr
$ sudo kanji-config-updmap-sys hiragino-elcapitan-pron
これでとりあえずヒラギノフォントが使えるようになった。
以下のコマンドで確認。
kanji-config-upmap-sys status
CURRENT family : hiragino-elcapitan-pron
Standby family : hiragino-elcapitan
Standby family : ipa
Standby family : ipaex
CURRENT family:に書かれているのが現在設定されれいるフォント、
Standby family がインストールされているフォントである。
次のようにコマンドを実行すれば、IPAフォントに変更できる。
$ sudo kanji-config-updmap-sys ipaex
今回はヒラギノを使いたかったので、hiragino-elcapitan-pronを設定した。
TeXファイルでの記述
ヒラギノが使えるようになったわけだが、このままではヒラギノの(たぶん)5書体ある内の2書体しか使えない。そこで、TeXファイルのプリアンブル*1に次のように書く。
\usepackage[expert, deluxe]{otf}
これでいい感じになった。
以上。もっと細かく設定できるみたいだが、
とりあえず使う分にはこれで十分だろう。
参考
Mac - OS X El CapitanでTeX環境をゼロから構築する方法 - Qiita
*1:\documentclass と \begin{document}の間の部分